おでかけ

兄くん弟くんと山を散歩してきた2

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たくさんの景色が見れる遊歩道

やっと遊歩道の入口につき、引き続き進む。

兄くんはまだー?と聞く。

私はこの時、「遊歩道まだー?」と認識していたのだが、今思うと「散歩の終りまだー?」だったのだと思う。

アスファルトの道ではあるけど、すでに遊歩道のルート内にいる。

「行くよ~」と言って突き進む。

そして運命の分かれ道。

とうとう、アスファルトをはずれ山道に入っていく。

参考にさせて頂いたサイト様には、片方が大変な道だと書いてあったので、「大変じゃない道」方の道に進もうねーと言って進んだのですが、兄くんはゲームしに帰りたいオーラを放っています。

弟くんは「えー!大変な方がいい!」と間逆の反応です。

弟くんは、運動好きで、大人もしんどいと思うような距離の散歩もちゃんとついてこれます。疲れた~!とか文句もいうけど、ちゃんと最後まで頑張る。

山道に入っても、遊歩道なのでちゃんと歩ける。ただアスファルトじゃないだけ。

「うぇぇ」と嫌そうについてくる兄くんですが、疲れるのが嫌いなだけで自然は好きな子。

気がつけば「鳥いたよ!」などと嬉しそうに興奮気味に教えてくれたりしました。

周辺が木だらけなので、鳥が近くにいる事も多く。しかも高い位置ではなく低い位置で移動したりするので、頻繁にガサガサ!・・・ガサ!って気配がするんですね。

兄くん、それが怖いらしく・・・。

途中から私にぴったりくっついて歩いてました。かわいいです。

壮大としか言いようがない竹林を通る

しばらく歩き進むと、竹林に入りました。

もうほんと、凄かった!

見た目的もすごいけど、何といっても音!

音が凄い!

少し強めの風が吹いたりしたら、竹同士がぶつかってカタカカタタタカタカ…ってすごい音が鳴るんです。

今度行った時は音声を取りたいと思う!

この竹の音を聞くのは今回が初めてではなく、数年前に聞いた事がありました。

子ども達も一緒だったはずですが、覚えていないとの事です。

その時の私といえばもう、自然の神秘にふれてしまって生涯忘れられない日になるな今日は・・・!くらいのテンションに舞い上がっていたのですが・・・。

この竹の音は風がないと経験できないので、竹林ぽい所に行く際は、風が強めの日がお勧めです。

強すぎは強すぎで色々と危ないので、程良い風が吹いている日がいいです。

そうですね、春風が吹くころがいいのかもしれません。天気もいいですし!

兄くんはこの竹の鳴る音に圧倒されてました。かわいい。

歩きながらジロジロと周りを見ていると、竹の根元部分に、竹の子時代の皮がまだある若い竹もあって、「竹の子だったんだね~すごいね~」などと言いながら進みます。

遊歩道部分以外は私有地!とか立ち入り禁止!とか書いてあって。

これは竹の子取りに勝手に入らないように書いているものなんだろうな、ってしばらくして思いつきました。自由な人はほんと自由ですからね。

兄くんは、鳥たちのガサガサとかに怖がっていたけど、母である私的には、イノシシ捕獲用のワナに気をつけて下さいっていう看板が一番怖かったです。

ちょっと目を離した隙に、弟くんがワナにはまってそうで。

イノシシのワナがどんなかも知らないけど、ゲージみたいのや、踏んだら足が挟まれるやつとかなのかな、って想像しながら、また弟くんがワナにかかって「散歩どころじゃないよ!いっつもこうだよ!」って阿鼻叫喚な私を妄想したりしてました。

兄くんは定期的に何かに反応してビクっとして、弟くんはひたすら何か喋り続けてました。

妄想が頭の中で流れている時に「あんまり使わない言葉でしりとりしよう!はい、し・り・と・り!」とか話しかけられても「やだ」としか言えませんでした。しりとりってよく使う言葉やん、って突っ込む所でしたよね。ごめんね弟くん。

※「あんまり使わない言葉でしりとり」とは最近我々の中で流行っている遊びです。結構面白いです。

竹林にも結構人の気配がして怖いのか安心なのかわからない

遊歩道といいつつ、車の通った後があるんです。

時々車も止まってます。廃車じゃなくてピカピカの車です。

林業の人なのかな?と思いながら歩いていると、竹林の奥の方で火が燃えてるんですよね。

「火!」弟くんが大反応を示していました。

畑の野焼きみたいなのなんだろうなー、と思いました。

また、チュイイーーーンって凄い音もするんです。

チェーンソーだと思います。

弟くんはこれにも大反応で、「あれもしジェイソンだったらどうする・・・!?」と怖い話をし始めます。

倒された竹が常にある事に気がついたのですが、やはり密集して生えすぎると、育たなくなるとかあって、花とかでもやる、間引きとかいうやつの同じ事をしてるんだろうなー、と思いました。

竹林が少し途切れた所には畑が広がっていて、そこでは3人ほど農作業されてる方を見かけました。 火もチェーンソーも、普段見慣れませんから、見慣れた感じがしてとても安心しました。

竹林は太陽の光も届きにくく、開けた所に出ると安心しますね。本能というやつです。

>>続きは別記事で。ピクニックなお昼ご飯でご機嫌かと思いきや・・・

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