ドライブがてら山へ。
山の田んぼはキレイ!
山の方へ行き、道端の田んぼに寄り道。
同じような田んぼなのに、用水路に流れる水がとてもキレイ。
それだけでテンションが上がったのか、
親子共々、「山の水や〜っ」などと言いながら、生き物を探しはじめます。
ママはゲンゴロウを発見し、「ゲンゴロウいた!」と叫んだものの、
ほんとにゲンゴロウなのか?
不意に思います。
私は田舎生まれで、一面が田んぼな田舎で育ち、教育の一環で稲植えもやった事があるけど、
ゲンゴロウはじめ虫には興味ない子供でした。
今、目の前を泳いで去った虫が確かにゲンゴロウだったとしても、
初めて見た、はじめて認識したレベル。
それなのに、見た瞬間、ゲンゴロウだ!って言えるの凄い!
子供の頃、おたまじゃくしという有名どころに限っては好きで、田んぼで捕まえたりしてたので、
無意識に知っていたのかなぁ、と思ったり。
それとも、確かどうぶつの森で出てくるので、その影響かも知れない。
それでも、あんなちっこい虫を識別できるなんて、ママ凄い!と思いました我ながら。
ゲンゴロウに高速反応
ママの「ゲンゴロウだー」の一言に高速反応する兄くん。
「まじで?!」
その勢いにママの方がビックリである。
重そうな体を揺らし駆け寄ってくる。
カエルが田んぼわきから飛び込みして逃げるのが見えた。
「どこ?どの辺?」
その勢いに圧倒される。
「え、見たかった??」
まさか見たいと思っていたとは思わず、聞いてみる。
「うん!」
素直な返事が返ってきた。
「見た事なかった?」
「うん」
そうだったのか。
保育園に通っていた時、田んぼ横を通って帰っていたりしたので、おたまじゃくしなんかは見た事がある。
生き物好きな兄くんがまだ見た事がないなんて意外だ。
兄くんが来た頃にはもうゲンゴロウはおらず、どこかに隠れたのか、きっともう出てはこない。
「残念だったねー」
おのれー、などとつぶやきながら、兄くんは一人ふらふらと離れていく。田んぼの中を覗きながら移動し、探しているようだ。
一方、ママは田んぼ横にはえているコケに夢中になる。
用水路の中の側面に漂う藻にも興味津々である。
弟くんも兄くんのところへ行ったりママの所へ来たりして、それぞれの楽しみを体験している。
田んぼでこんなにも夢中になれる親子である事を幸せに思う。
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