Contents
ママのおすすめ息抜きアニメ鑑賞
子供の頃、家にあった兄弟の少年ジャンプをこっそり読んでいました。
折り目なんかをつけると怒られるので、慎重にめくっていたのを覚えています。
ママが好きだったのは、アニメにもなった「マジカル⭐︎タるルートくん」。
今回ピックアップする作品は、今でも愛されている作品で、先日、実写版でドラマ化もされ話題にもなっていました。
もっと前には映画化もされていました。
…この漫画はあの頃、あのジャンプでも掲載されていたはずなのですが、ママは読んでいませんでした。
絵がリアルで怖い
作品の面白さに辿り着く前に挫折していたのです。
みんな大好きジョジョ
こちらは第4部の主人公、東方仗助(ひがしかた じょうすけ)です。
そう、
ジョジョの奇妙な冒険です。
個性的な漫画、よくわからない漫画、というイメージで敬遠していた漫画でしたが、実際4部をアニメで見てみると、個性的でグロテスクで気が触れそうになる事もあるけど凄く面白い漫画でした!
評価酷くなってね?
色彩がオサレ
アニメを見てて、
ハッ!?
っとするママ。
一度気になると、気になって気になって、気になって…。
兄くんや弟くんに聞くと、
これがジョジョっぽいんよ、わかる?
と、上から言われてしまいました。
それがジョジョ
兄くんも珍しく、弟くんに同調。
一体、何が気になったかというと…
なんで昼間の空の色がオレンジなの!
日常生活として描かれる面白さ
スタンドって、現実にはあり得ない存在ですよね。
そんな彼らの日常を覗いている、そんな気にさせてくれます。
4部は杜王町(もりおうちょう)が舞台です。
スタンド使いとスタンド使いが引かれあい、接触し、戦う。
スタンドはその人その人で異なり、能力も違います。
色んなスタンド使いが出てきて、色んなスタンドを知れる。
色んなスタンド使いが杜王町で暮らしている。
ママも杜王町で暮らしたい…
杜王町の色んなスポットもちょいちょい紹介してくれます。
例えば…。
アンジェロ岩…仗助が最初に戦ったスタンド使いで、敗北したのち岩に閉じ込められました。そして、そこが町の名所になりました。
スタンド使いが閉じ込められた岩が杜王町の名所として紹介される様は、かなりシュールです。
というか気味のわるい岩が恋人達の待ち合わせ場所になってしまうのがジョジョの奇妙な世界なのかな、とも思うと妙に納得してしまう。
スタンド使いが奇妙なのでは無い、その世界観が既に奇妙なのだ
エンディングテーマはママの好みの音楽
オープニングは全くママの耳に引っ掛からなかったのですが、エンディングは凄く引っ掛かりました。
始まると、「あれ?無音?」と思えるくらい音が低くて、逆に気になったという。
歌い始めてみれば、「あれ?日本人が英語で歌ってる?」という感想を持ちました。
この時点で誰が歌っているのか興味が湧き、弟くんと「この曲かっこいいね!」「英語の歌?」なんてやり取りをした中で、スマホを手に持ち検索し始めたのでした。
アーティスト/SAVAGE GARDEN
タイトルは/I Want You
アニメは2016年に放映された様ですが、このアーティストは2001年には解散している様です。
つまり、昔の名曲をピックアップした、という事になります。
いい曲だってこと!
日本人ではなくて、オーストラリア出身のガチガチに英語圏のバンドでした…
アニメを見て漫画のコマが脳内に浮かぶ
カイジ(見たことはないけどネタでしってる)は絵は簡素ですが、印象的な絵だと思うのです。
ジョジョは、絵もリアルで細かく、かなり独特です。アニメにしてしまうと、その魅力が薄れてしまっている気がします。その魅力を生むためにも、アニメでは独特な配色をしているのかも知れません。
「手が…!手が持っていかれる…!!」
とあるキャラクターが汗まみれで驚愕しているシーンでは、あの昔見た、濃く沢山と線が書き込まれた漫画のコマが脳内に浮かんで来ました。
あ、頭に…!頭に流れ込んでくる…!
他のシーンでも、ちょいちょい脳内に浮かんできます。
恐らくこの濃い絵のイメージが、ママのジョジョの奇妙な冒険のイメージなのでしょう。
ネタセリフ発祥の地
ジョジョを知らなくても、セリフは知っているという人も多いと思います。
それだけ愛されているという事でしょう。
①
「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…!
俺は奴の前で階段を登っていたと思ったらいつの間にか降りていた。な、何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのか分からなかった…」
②
「だが断る」
③
「逃げるんだよォ!」
④
「そこに痺れる!憧れるゥ!」
などなど、兄くんが口にする様々なセリフもジョジョ発です。
ちなみに、オラオラオラ…というスタンドの掛け声も、北斗の拳のアタタタタタタァ…並に有名だと思います。
その状況を説明してくれる
「な、何ぃぃ!こ、こいつ、本当は動ける…!一瞬だが動ける…!」
「一瞬は動けた…一瞬はな…!」
これは、あるキャラクター達が戦っている最中の、心の声です。
キャラクターは、どんな状況か説明してくれます。なぜから読者・視聴者は、動画、つまり視覚的に見るだけだと、全くもって意味がわからないのです。
「右足を持ってきてくれないか?キャビンアテンダントがファーストクラスの客に酒とキャビアをサービスする様にな!」
例え話も秀逸です。
現実であれば、(え、そのセリフいる?)という言葉でも、視聴者、読者にとっては必要なのです。その役目を、あのリアルに描かれたカッコ良いキャラクター達が血相かえて文字に起こして教えてくれる、喋ってくれる。…、このシュールさ!だけどかっこいい!
基本、みんな頭の中で喋っているので、その心理戦を我々は楽しめる訳です。
大事なシーンでも、例えキャラクターが死にゆく場合であっても、ちゃんと説明しながら息絶えてくれます。
ママも何を言っているのかわからなくなって来ました
戦いはガチンコ勝負
東方仗助には、仲間がいます。
…いますが、戦いの時、仲間と力を合わせて目の前の強敵を倒す!という感じではありません。
あくまでも一対一のガチンコ勝負なのです!そして勝つ!!それがジョジョの世界!
ママはこれに気づいた時、衝撃を受け、そして大好きになったのだと思います。
ガチンコで勝つ!凄くかっこいいと思いませんか?もちろん仲間と力を合わせて敵を倒すのもカッコいいとは思うのですが、やはりシンプルに、ガチンコ勝負で勝つって究極にカッコいいと思うのです!
戦い方も、スタンドを使って殴り合いだけでは無く、ジャンケンであったり、どうやって勝つか、戦うか?という心理的な所から描写が始まります。
そう、ワンパターンでは無いのです!
つまり、飽きないのです。
ママがジョジョにはまるとは
自分でもビックリ
ママはHuluでジョジョをまとめ見しました!まだ見た事が無い人、なんとなく敬遠している人は是非見て欲しい名作です。
※5月現在、『ジョジョの奇妙な冒険 4部ダイヤモンドは砕けない』はフルで見られます。